黒酢・もろみ酢ダイエットの注意点
適量を守ろう。飲み過ぎに注意!
黒酢やもろみ酢のダイエットを行っている人の中には“お酢が好き”“効きそうだから”などの理由で多めに飲んでしまう人がいます。しかしお酢の成分は、大量に飲めば働きが高まるというわけではありません。
お酢を1杯飲んだときと、2杯飲んだときの体内の変化を研究したデータによるとほぼ代わらない結果が出ています。どんなに体に良いと言われているものでも大量に摂取すると反作用を起こすことがあるのはよく知られている事実で、摂りすぎると体内のバランスを崩してしまうからです。
パッケージなど適量を示されている物は、適量で飲む方がサプリメントも正しい働きをしてくれると思いませんか?
お酢が効きそう!好きで美味しい”と思っても、量を守って飲むように心がけましょう。
空腹の時間を避けて飲もう
黒酢やもろみ酢は、ドリンクタイプでもサプリメントでも、空腹の時には飲まないように気をつけましょう。酸が胃を刺激するため、空腹時に飲むと食欲を刺激して「食べたい気持ち」になる可能性があるからです。
夏に食欲が落ちている時にレモンや酢を使って料理を作ると食べやすくなりますよね?それは酢の持つ香りや刺激が脳や胃に働きかけて食欲を増したり消化酵素を分泌させたりするためです。
酢の刺激で胃を痛めるケースもあります。特に胃酸過多の場合は、胃の中の酸を増やすことになりますから注意が必要です。黒酢・もろみ酢ダイエットをするなら、食事中か食後の満腹の時がオススメ。必ず食べ物と一緒に摂るようにしましょう。
お肉はしっかり食べても○!
食べ物は体を温める性質を持つ「陽性食品」と、熱を散らす性質を持つ「陰性食品」があります。酢は、血の流れがドロドロにならないように働きかけ溜まった熱を散らす手助けけをする陰性食品の仲間です。
そのためダイエットを気にするあまり肉の量を減らして、酢のものを摂り続けると、燃やすべきものがないのに熱だけを散らすというアンバランスが体内で起きることがあるのです。
黒酢やもろみ酢のダイエットを続けるならむしろ程よく肉料理も食べるべきだと言えます。そうすれば、基礎体力を維持するのに必要な筋力はキープしたままで、エネルギーを燃やす酢の働きを効率良く取り入れることができ、健康的なダイエットができるのです。