冷え性も肥満の原因?

冷え性が肥満の原因になることも

30歳を過ぎるころから、「手足に冷えを感じるようになった」という方も少なくないと思います。
中には、夏場でも冷え防止のためのソックスが手放せないという方もいるでしょう。

このつらい冷え性も、実は肥満の原因なのです。

体の冷えは、体の中の血液のめぐりが悪くなっているというサイン。
血液のめぐりが悪くなると、体内の余分な水分や老廃物がうまく排出されずに体に溜まってしまい、むくみや基礎代謝の低下につながり肥満の原因になってしまうのです。
冷えをそのままにしておくと血液やリンパ液のめぐりが悪くなり、脂肪と結合してセルライトになってしまうこともあります。

スリムな人が冷え性になりやすいというイメージをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、実はそうとは限らないのです。

この冷えを改善するためには、血液のめぐりを改善することが最も大切です。
できるかぎり毎日湯船につかり、湯船の中でゆっくりと体を温めながら冷えやすいところをマッサージすることをおすすめします。
また、冷たい食べ物や飲み物はできるだけ避けて、温かいものを口にすることでも冷え性の改善が期待できます。

このような方法で少しずつ冷えを改善していくことによって、太りにくい体・痩せやすい体へと体質を変えていくことができます。

冷え性の改善は一朝一夕にできることではなく、長い期間根気よく行う必要があります。
今一度生活習慣を見直し、冷えにつながる行動をとっていないか確認してみましょう。