肥満は健康も脅かす?

肥満が進むと病気になってしまうことも?!

肥満になってしまう原因を一言で言うと、「エネルギーの過剰摂取」、これに尽きます。

人間は生きていくために内臓などを動かすためのエネルギーや、運動をするためのエネルギーを食事から摂取します。
この摂取するエネルギーが消費されるエネルギーより多い場合に、余ったエネルギーは脂肪となって体に蓄積されます。

逆に体にエネルギーが足りない状況になると、血糖を上げるために脂肪が分解されて血糖に変わり生命の維持のために使われます。

エネルギーはタンパク質、炭水化物、脂質などすべての栄養素に存在しているため、どれか特定の栄養素だけを減らせば肥満の改善を行うことができるという訳ではありません。
脂肪を燃やして肥満を改善するためには、食事から摂取するすべての栄養素をバランスよく減らす必要があります。

30代を過ぎると内臓などを動かすために必要なエネルギーである基礎代謝は低くなり、運動量も若いころに比べて少なくなることから、さらに肥満になりやすくなります。
若いころと同じような食事をとっていたりすれば、なおさら太りやすくなるのは当然のことといえるでしょう。

肥満が進みメタボリックシンドロームになってしまうと、生活習慣病になってしまうリスクが非常に高くなります。
健康を保つためにも、肥満を解消する必要があります。

バランスの良い低カロリーな食事摂取し、適切な運動を行うことを意識することで30代以降の肥満の防止や改善を行い、健康を保つようにしましょう。